レインボウ・ジャーニー

アセンションをご一緒に!Yahoo!ブログで13年間続けてきたブログを今回こちらに移行しました。主に"目覚め~despertando.me”などからの転載記事になりますが、折りを見て自分の文章も織り交ぜていこうと思っています。魂の旅は、まだまだ続きます……。

ホ・オポノポノとウニヒピリ(1)

 
 SITH (Self-Identify-Through-Ho'oponopono : セルフ・アイデンティファイ・スルー・ホ・オ・ポノポノ)
 
 ホ・オポノポノと出会ったのは、数年前。正確に何年前かは覚えていません。思い出す必要性を感じないのです。
 地球が4次元から5次元にアセンションすると、今ある時間という概念は消えてしまうそうです。あるのはただ”今”という瞬間だけ。”今”何を選ぶか、何を思うか。それだけで次の瞬間瞬間を形作っていく世界になるのだそうです。
 
 私はこのブログで、自分に知りえた情報を、自分の解釈で記事に書き、お伝えしています。(まるっとコピーの時もありますが(笑))
 解釈ということになると、それはもう本当に人それぞれだと思いますので、このブログを読んで下さる方が、ご自分なりの理解と解釈で受け止めるなり活用されるなりしていただけたら幸いと思っております。
 
 では、ホ・オポノポノについて書かせていただきたいと思います。
 
 ホ・オポノポノとは、ハワイに古くから伝わる問題解決方法で、昔は何か問題や、人間関係の諍いが起こるとこの方法で解決していたそうです。
 
 その方法というのがとても独特な考え方に基づいていて、最初この考え方に触れた時、私はにわかに信じられませんでした。
 
 ホ・オポノポノを実践することによって、アメリカのとある凶悪犯を収容している施設で、囚人の一人とも会うことなく、全員を更生させてしまったというすごい博士がいるという話を聞いた時にも、私は疑念を拭えませんでした。
 
 当事者と会うこともなく? 施設内の凶悪犯罪者を? 全員? …いったいどうやって???
 
 そんな、魔法のようなことってあるんだろうか? でも実際に本当にあるとしたら… その方法には興味がある!
 
 そう思いました。
 
 実は、この情報に触れる前に、とても信頼を置いているスピリチュアルの大先輩の方から、ホ・オポノポノの実践方法を教えてもらっていたのですが、自分の中で理解が出来ておらず実行出来ていませんでした。
 
 興味を持ったらとりあえずより詳しい情報を入れてみる…。 ホ・オポノポノの本を購入しました。
 
 凶悪犯罪者全員を更生させた実績を持つ、ハワイ出身のイハレアカラ・ヒューレン博士自らが書いた書籍です。
 
 本の背表紙に載っている写真を見る限り(申し訳ないですが(笑))、ぱっと見はフツーの親しみやすいおじさん…という感じのヒューレン博士。ハワイの方ということで、外見は少し日本人とも似ている感じがします。
 とても慈愛に満ちた表情をたたえている方というのが第一印象でした。
 
 ホ・オポノポノの理論とは…… ちょっと私自身難しく感じていて、まだよく飲み込めていない部分もあるのですが…自分が理解していると認識している限りを書かせていただきます。
 
 
 ”私”が今いる世界、今ある世界は、”私”の”意識領域”にもとづいて存在しています。
 
 今私が目にしている光景、パソコンのキーボードを叩いているこの手、吸い込む空気の匂い、外を通り過ぎるバスの音… こういった3次元的な認識と知覚、そして”頭”で考えることなどの全ては、”顕在意識”の領域で起きています。
 
 ホ・オポノポノではこれを”ウハネ”といいます。 ウハネは母親のような存在です。
 
 
 この顕在意識の下には、より深く広ーい領域として、”潜在意識”が存在しています。
 これをホ・オポノポノでは”ウニヒピリ”といいます。 ウニヒピリはウハネにたいして子供のような存在です。
 
 この小さな愛すべき子供は、実はとても広大深遠な存在で、宇宙の誕生から現在に至るまでの、地球の、地球に存在する全ての生き物・物質(鉱物も含む)・色んな出来事や歴史までもを内包しています。
 
 ここで注意すべき点は、私達の顕在意識であるウハネは、今までの人生の中でいかにこの小さな子供の声を、それどころかその存在さえもを”無視”してきたことかわからないということです。
 
 これは、現在スピリチュアルな道を進んでいる人々にしても、多くの人にとっては否定できない事実です。
 
 私達の人生、進む道には、いつでもどんな時にも問題が山積しているように見えます。
 
 それが起こるのは何故なのか? (私は何も悪いことはしていないのに…!?) 
 
 そんな疑問を抱いたことはありませんか? 
 
 「人生は苦難の道。それが当たり前であり、より大きな苦難を乗り越えることこそが人生の目的なのだよ。」
 
 「より苦労をした人の方が偉いんだよ。」
 
 何となく、そんな風に教えられて生きてきませんでしたか…? 
 
 実際、私もそういう意識を持って生きていました。今までは。 
 
 そうじゃないんです。
 
 これは、ある意味である目的を持った他者からそう思うように誘導されていたからなのです。他者について話すとまた別の話になり長くなってしまいますのでここでは割愛させていただきます。
 
 いずれにせよ、人生=苦難という概念にフォーカスする(焦点を合わせる)と、いとも簡単に人生に苦難が顕現してきます。
 これは、ほんのちょっと意識を向けるだけでも起こりえます。なので、”焦点を合わせる”ということになるまで”集中”すると、まるで”私”がそれを渇望しているとでもいうような恰好になってしまいます。
 
 宇宙はとてもクリアーで嘘がないので、”私”の渇望することを瞬く間に叶えてくれてしまいます。
 
 そして、その時に起こりうる現象は、ウニヒピリに全部蓄えられている潤沢なソース(源)からやってくるのです。
 
 ウニヒピリはそれこそ宇宙の創生から現在この瞬間に至るまでの膨大な存在や出来事の全てを内包していますので、ただ”ある”だけでもいっぱいいっぱいなのだそうです。
 それはもう色々な”もの”や”こと”でパンパンになっているので、”私”が渇望するものが”私”にとっていいものであるか悪いものであるかなどという区別もできません。”私”が「欲しい」と発信したものをストレートに与えてくれるだけなのです。
 
 ここでもう一度繰り返しますが、私達は本当にこの小さな子供を”abuse”(虐待)して生きてきました。
 
 現代の地球に生を受けて、現在の社会の中で成長してきた私達の中で、何人ぐらいの人が、いつ何どきも自分の真の声に耳を傾けてそれを実行することが出来ていたでしょうか?
 
 私達の世代は特に、多くの他の人達と同じようにふるまい、同じように考え、社会が求めている人間像に自分をあてはめることにあらゆる努力を向けて生きてきたのではないでしょうか? 
 
 それが世間の風潮であり、波風を立てずに過ごしていくのが一番楽な生き方だし、何よりも自分の親がその生き方を強く推奨し、そうすることによって未来の保証までも確約するようなことを言ってくれたからではないでしょうか。
 
 でも、そうじゃなかったんです。
 
 本来は人間はのびのびと自由に、自分の真の声に従って生きるべきなのです。そうすれば幸せになれるのです。
 宇宙は決して潜在意識を通して他人を傷つけたり人のものを奪ったり地球を汚したりといった破壊的な指示を送ってきたりはしません。陰と陽のバランスを保つ必要性こそあれ、全ては心地よいバランスと調和なのです。
 
 このことをわかれば、今まで自分がウニヒピリにしてきたことがどんなことだったかがわかります。
 
 このすばらしく我慢強い子供は、今も”私”の中にいます。というより、いつでも”私”と一緒にいるのです。
 
 ”私”がその存在を見ようとするかしないかだけなのです。 見ようとすれば、必ず見えます。
 
 ~ホ・オポノポノとウニヒピリ(2)に続く~