レインボウ・ジャーニー

アセンションをご一緒に!Yahoo!ブログで13年間続けてきたブログを今回こちらに移行しました。主に"目覚め~despertando.me”などからの転載記事になりますが、折りを見て自分の文章も織り交ぜていこうと思っています。魂の旅は、まだまだ続きます……。

2 妖精を見た!?

 
 
 前回に続き、不思議な(?)体験の二つ目を語らせていただきたいと思います。
 
 これは、私が小学校低学年くらいのことだったと思うのですが、正確に何歳だった時のことなのかは覚えていません。
 
 夜、私は自分の寝室で眠っていました。
 
 夜中にふと目が覚め、サンルームの方が気になりました。
 
 我が家には、もともとベランダだったところに、つくりつけのサンルームをもうけていて、当時そこにはガラス張りの低いテーブルが置いてあったように思います。
 
 私は何故か、サンルームのそのテーブルの方を見たくなって、起き出してそちらの方に行きました。
 私の寝室からは、サッシ1枚を隔ててすぐのところにそのテーブルはありましたので、そこへ行くのは簡単でした。
 
 そこで、私は、何とも不思議なものを見たように思うのです。
 
 サンルームには、明るい月明かりが射し込んでいました。
 今でも月明かりは、その空間を暗い灯りで癒すかのように、その青い美しい光をサンルームに投げかけてくれます。
 
 その時私に見えたものは、青い月明かりの下で、ガラスのテーブルの上にぼんやりと浮かんでいる、小さな金属製の遊具のようなものでした。
 それは、とても幻想的で、夢の中のようで、ほんとにただぼんやりと、ひっそりと、視野に浮かんでいるのでした。
 ぼんやりと銀色に輝くその遊具は、ブランコのようでした。
 そして、よくよく見ると、そのブランコに乗って、光を発するような、うすぼんやりとした、でもとても綺麗な”もの”が、前に後ろに、ゆらゆらと揺れているのです。
 
 それは、まるで妖精のようでした。
 月明かりは暗すぎて、細部まではよく見えないのでぼんやりと浮かんでいるようにしか見えなかったのですが、それはほんのりと光を発しているようでした。
 
 寂しそうで、でも楽しそうにも見える、とても不思議な存在でした。
 それは一人だったようにも思えるし、複数いたようにも思えます。(多分2人ぐらい)
 
 今でも目を閉じると、月光の下で妖しく動めく、銀色のブランコに乗って揺れている、この世のものとは思えないくらい美しいその存在を、よく思い出すことが出来ます。
 
 それは、郷愁に似たある”イメージ”で、これを思い出すと、懐かしいような、ほんの少し切ないような、不思議な気持ちが湧き起こってきます。
 
 子供だった私が本当に妖精を見たのか、子供特有の想像力が生み出した幻想の一種なのか、それともたまたま子供の時に見た印象的な夢の一つなのか…
 
 これに関しては、今では判別が出来ません。
 
 でも、ただ、その美しい、少し怖いような、でもちょっと懐かしいような、そんなイメージが、いつでも私の中に残っていることだけは確かなのです。
 
 これは、好きな“不思議体験”のひとつです。
 
 そして、それがかつて私の前に現れてくれた ”フェアリー” だったらいいな♡と、思っているのです。