レインボウ・ジャーニー

アセンションをご一緒に!Yahoo!ブログで13年間続けてきたブログを今回こちらに移行しました。主に"目覚め~despertando.me”などからの転載記事になりますが、折りを見て自分の文章も織り交ぜていこうと思っています。魂の旅は、まだまだ続きます……。

スザンヌ・リー 皆さん、どうぞ良いクリスマスを

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スザンヌ・リー

2013年12月24日

皆さん、どうぞ良いクリスマスを

Happy Holidays to You ALL

12-24-2013

http://www.suzanneliephd.blogspot.co.uk/2013/12/happy-holidays-to-you-all.html

スザンヌ・リーと、私のたくさんの多次元バージョンより

皆さんと、皆さんのたくさんの多次元バージョンへ

1ペニー

小さな男の子は、1ペニー硬貨を見つけてとっても喜んでいました。大人たちは、微笑んでいました。そんなに高価ではないとわかっていたのです。でも、男の子はそんなことを知りません。お金を見つけたことを、とても誇らしく思っていました。大人が100ドル札を見つけた時くらい誇らしかったのです。毎日、彼は1ペニー硬貨を磨き、うやうやしくポケットに入れました。ポケットのない服を着ている日は、片方の靴の中に入れて持ち運んでいました。いつも身につけていました。

それが、お守り~オーメンになりました。男の子は、何か特別なことが起きるのだと思っていました。彼自身が特別なんだ、とさえ信じ始めました。だって、彼がこの1ペニー硬貨を見つけたのですから。大人たちは、彼のことを「かわいい」なぁと思っていました。

「それ」が始まるまでは・・・

それがいつ始まったのか、どのように始まったのか、誰もわかりません。ただ、ゆっくり-とてもゆっくりとですが、その1ペニー硬貨が輝き始めたのです。初めは、男の子がとても熱心にそれを磨いていたからだろう、と思いました。でもどれだけ磨いたにせよ、普通の1ペニー硬貨がこんなに輝いたりはしないだろう、というくらい明らかに輝きを増していったのです。それに、その輝きは変化するのです。ある日は金色に、また他の日は青やオレンジに。そして、虹が光るように色々な色がチカチカと輝く時もありました。

みんな驚きました。ショックでした。ただし、男の子を除いてね。彼はずっと知っていたんです。それは特別な1ペニー硬貨で、それを見つけた彼も特別なんだって。でも、人生とは悲しいもので、ある誰か(それが誰かは言いません)がこの1ペニー硬貨をひどく欲しがって、この男の子から盗んでしまいました。

ある夜、男の子が寝ていると、犯人が彼の部屋に忍び込み、あの輝く1ペニー硬貨を取り出して「彼らの」ポケットに入れました。でもその夜、男の子はある夢を見ていました。夢の中で老賢者が彼のところに来て言いました。

「誰かが君の持ち物を探し出して、君が寝ている間にそれを盗んでしまうだろう。」

「いやだ!いやだ!」 男の子は叫びました。「そんなの嘘だ!僕にはあの1ペニー硬貨が必要なんだよ!」

「おお、我が子よ、君は間違っている。いいかい、あの1ペニーはただの普通の1ペニー硬貨だ。それを気味が特別な1ペニー硬貨にした。だって、君が特別だからだ!あの輝きは、1ペニー硬貨が輝いているんじゃないよ。君が輝いているんだ。君は、ただ愛するものを自分の外に見つけた。それがあの1ペニー硬貨だ。君はまだ自分の内なる価値に気づいていなかったからね。1ペニーがなくなったのは、もう君に必要ないからだよ。」

「でも僕にはあの1ペニーが必要なんだ。」

「ほら、」 優しい老人は言った。「これを持っていなさい。これは君の中にあった1ペニー硬貨だ。君の自尊心のシンボルだよ。」

「でも、ただの1ペニーじゃないか!そんなに価値があるとは思えないよ。」 男の子が言った。

「ただの1ペニーだって?君は、自分自身に耳を傾けずに、他人の言うことを聞いていたのかい?どんなに大きな木だって、小さな種から育つんだよ。ずっと始めからその種を愛し、栄養を与えていたら、その木は元気に大きく育つ。この1ペニーは君の種のようなものだ。君のものなんだから、特別な1ペニーだよ。」

男の子が目覚めた時は木のことだけを覚えていた。彼は1ペニーを「ねどこ」から取り出し、日常に戻った。

さて、1ペニーを盗んだ者は罪悪感でいっぱいになり、男の子がどうして腹を立てていないのか解せなかった。

ついに犯人が言った。

「今日は君の1ペニーはどんな調子だい?」

男の子は微笑んで、ポケットに手を入れた。取り出した1ペニー硬貨は、これまで以上に大きく輝きを放っていた。それどころか、あまりにもまばゆく輝いていて1ペニー硬貨が見えないくらいだった。ずる賢い大人は、すぐさま盗んだ1ペニーのところに走って行ってどうなっているか見た。

1ペニーはあったけれど、輝いていない!

罪悪感の声が、犯人の耳元で囁いた。

「ほらね?誰かの1ペニーを盗むことはできるけど、

 その輝きまで盗むことはできないんだ!」

皆さんのホリデイ・シーズンが無条件の愛の輝きで満たされ、2014年の皆さんを導きますように!